レアなリモージュのすずらん柄のティートリオです。
リモージュの名窯プイヤ製陶所で作られたお品で、絵柄と色付けは全て手彩で施されています。
背景の澄んだ淡いグリーンのお色がとても綺麗で、すずらんの絵柄とのコントラストが大変美しいお品です。
縁にはゴールドのアラベスク模様とフルールドリスがプリントされ繊細で上品なデザインです。
コンディションは下記になります。
＜ソーサー＞
・裏側高台の内側に１ヶ所小さな窪みがあります。表側には響いておりませんので問題なくご使用いただけます（画像15枚目の矢印部分です）
・裏側高台の内側に釉薬が固まって盛り上がり、表面が薄く茶色くなっている部分があります（画像16枚目の矢印部分です）
・背景のグリーンのお色がカップ、プレートよりも少し濃いです
＜カップ＞
・縁の金彩に若干薄れが見られます
・素地の仕上がり不良で縁にもともと小さな凹みがある状態で上から金彩が塗られている部分があります（画像最後から17枚目の矢印部分です）
・底の部分に素地の練りムラのような感じでうっすらと曲線状の筋があります（画像最後から16枚目の矢印部分です）
・ハンドルの下半分の金彩にも少し薄れがございますが下から見ないと見えない部分です（画像最後から14枚目です）
・白い部分に金彩の付着が１ヶ所あります（画像最後から13枚目です）
・白い部分にグレーの塗料の付着が１ヶ所あります（画像最後から12枚目です）
＜プレート＞
・表側の中心が少し波打ち浅く窪んでおりますが、光の当たり方で見えたり見えなかったりです
・裏側に縁の近くに１ヶ所小さな窪みがあります。こちらも表側には響いておりませんので問題なくご使用いただけます（画像最後から4枚目の矢印部分です）
・裏側に茶点、グリーンや黒い点状の塗料の付着があります（画像最後から1〜3枚目の囲み部分です）
３点に共通して金彩が赤褐色に変化した部分が若干見られますが、コンディションや美観を損ねてしまうほどのものではありません。
アラベスク模様は３つ共変色無くきれいなゴールドを保っております。
画像枚数が多く、説明も大変細かくなってしまいました。
お読みくださいました方、画像をご覧くださいました方、どうもありがとうございます。
ヒビ、カケ、割れ、貫入、ヘアライン、リペア跡は無く100年以上前のアンティークのお品として大変きれいで良いコンディションです。
使用感もほぼ感じられず艶々とした美品です。
フランスのお品らしいエレガントで洗練されたデザインをお楽しみいただけるティートリオです。
【サイズ】
カップ：口径 約9.6cm 高さ 約4.4��
ソーサー：直径 約13.4cm
プレート：直径 約18.2cm
【メーカー】
Jean Pouyat Limoges ジャン プイヤ リモージュ （プイヤ製陶所）
※フランス中部の都市リモージュで1835年に設立された製陶所で現在は閉鎖されています。
リモージュに複数あった製陶所の中でも名窯と評され、高品質で美しい作品を生み出しました。
【年代】
1890年〜1932年頃のお品です
