フランスRue Thiroux工房製作によるマリーアントワネットのキャビネットプレートです。
Rue Thiroux工房は1776年にAndre-Marie Leboeufによりパリ中心地に設立され、王妃マリーアントワネットの寵愛を受けQueen's Factory(王妃の工房)と称されていました。
1778年に王妃が工房を擁護し、その際に王妃のイニシャルとモノグラムを使用する権利を与えました。
当時工房にはいくつかの販売所があり、その中の一つは王妃のお気に入りでした。
王妃はこちらの工房にプチトリアノンのパビリオン・ベルヴェデーレ用の陶磁器や友人達への個人的なプレゼントの製作を依頼しています。
王妃ゆかりの工房で作られた今回ご紹介のプレートは中央にマリーアントワネットのイニシャルであるMとAが薔薇と勿忘草の花文字で描かれています。
その周りは薔薇をはじめ色鮮やかな花々で彩られ、豪華に盛られた金彩が眩いくらいに美しく煌びやかなプレートです。
全ての絵柄はハンドペイントで丹念に描かれ、白磁には植物の模様のエンボス加工が全体に施されています。
金彩に少し薄れた箇所と白磁部分に金彩の飛びが見られますがヒビ、カケ、割れ、リペア跡等無く、約140〜230年前の時を経たお品としてはとてもきれいで素晴らしい状態です。
数あるマリーアントワネットのイニシャルの入ったプレートの中でもこちらの工房製作のものは大変レアでなかなか出逢えません。
ぜひお薦めをさせていただきたい逸品です。
メーカー Rue Thiroux工房
サイズ 直径 約25.7��
年代 1778年〜1868年